自宅がカビだらけ!カビが生えない家にするために私がやったこと

家庭

引っ越したらカビ地獄でした

子供のためにと引っ越したはずなのに

こどもが産まれたので子育てしやすい家に引っ越したらとにかくカビが生えやすい家でした。

  • なにもしないとお風呂場は1週間でカビが生えてくる
  • おふろの防カビくん煙剤を使っても1ヶ月でカビが生えてくる
  • クリーニングに出して綺麗なコートにもカビが生えてくる
  • 気が付くと家具の裏もカビがビッチリ
  • 鞄も服も紙も大量に処分することに…

こんなにカビってはえるものなのか?お風呂場で愛用している「おふろの防カビくん煙剤」、2ヶ月に1回で綺麗が続くという触れ込みだが、前の家では3ヶ月4ヶ月経っても効果があったというのに、この家では1ヶ月しか効果がない。使わないと1週間でカビが生えてくることを思えば健闘はしているのだろうがこれでは困る。

カビによる健康被害もある。大人はともかく0歳の子供がいるのにこれでは困る。

欠陥住宅を疑いましたが、色々対策をしているうちに前の家と同じくらいに生えなくなったので多分前に住んでた人がカビを定着させちゃっていたんだろうなぁ

今回はそんなカビに対する対策のお話をしていきたいと思います。

カビが生える原因

簡単に生える原因を説明しますと

  1. 温度 25℃〜28℃
  2. 湿度 70%~
  3. 栄養物(エサ)

温度は残念ながら人間の適温と一致してしまっているため改善することができません。

湿度は70%以上がカビにとって快適で、75%を越えると発生速度は早まり、90%数日で目視できる程に繁殖するそうです。

エサは食べ物やホコリ、皮脂、水垢などです。

3つの条件が揃うとカビが育ちやすくなるそうなので、いかにこの条件を減らして行くのかがポイントになってきます。

そして一番重要なのは浮遊しているカビ菌の多さ!種を植えていないところに花が咲かないのと同様に、カビ菌が舞っていないところにはカビは生えません。

生えたカビの除去

対策も必要ですがまずはカビの除去をします。先ほども書いた通りカビ菌が部屋にいればいる程増えて行ってしまうのでとにかく除去して浮遊しているカビ菌も綺麗にしていきます。品物別にカビを綺麗にするコツも身に付いてきたのでひとつずつご紹介していきますね。素人が独学で身に付けて行った方法なので自己責任でお願いします。

カビの除去中は特にカビが舞い散りますのでマスクと手袋、換気をするように気を付けてください。空気清浄器を近くでまわしておくとなお良いかと思います。

衣類

カビは生えた時点で根を張るそうで、完全に元通りというのは難しいですが見た目にカビが生えていたと分らない状態にはすることができます。

白カビ

比較的落ちやすく、普通に洗濯すれば見た目はすぐに綺麗になります。自宅で洗いたくない場合はクリーニング屋でも引き受けてくれます。酵素系漂白剤を入れるとなお落ちます。

黒カビ

生えたのが黒カビの場合残念ながら完全に綺麗にするのは難しいです。ただ生えたのがじゃぶじゃぶ洗えるものでしたらまだ可能性は残っています。

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こちらのブログに書いてあるように、酵素系漂白剤で煮洗いをすると衣類でもある程度は綺麗にすることができます。ただし普段色落ちしない服でもお湯で煮ることによって色が落ちたり移ったりする可能性があるので駄目元くらいのつもりで挑んでください

壁紙

壁紙は紙なのでゴシゴシ洗うわけにもいかないのに、ちょっと拭いたくらいでは落ちなくてこまりますよね。

スーパーや100均で売っているメラミンスポンジ(激落ちくんなど)に、ドラックストアで売っているエタノール(除菌スプレー、ノロパンチなどの名称で売ってるのでOK)をしみこませてこすると簡単に落とすことができます。余談ですがノロパンチはノロパンチって書いてありますけど成分はほぼエタノールでノロウイルスには効果がないのでご注意ください。

カーテン

白いレースについたカビは黒カビが多いと思います。衣類と違って煮洗いは難しい(鍋に入らないので)と思うので洗濯機で酵素系漂白剤を入れて洗濯してみてください。

洗濯して綺麗になったら予防でカビ防止スプレーを噴射しておきます。

家具

家具の裏などは雑巾やフローリングシートで綺麗にふき取りましょう。終わったらカビ予防でエタノールをかけても良いのですが私は「防カビ侍」というより効果がありそうな商品を買って使いました。スプレーをして完全に乾いたら家具の後ろに「ドライペット」をいくつか置きます。これは家具と壁の間が湿度がたまりやすくなるのを防止するためで、これを置くことにより湿度が改善するほか必然的に壁から家具を離して配置できる効果もあります。壁にピッタリ家具を付けてしまうと空気が停滞してカビが生えやすくなるので離しておきます。

お風呂場

カビキラーなどを利用して綺麗にしたあと、防カビ剤を使います。

すぐに出来るカビ対策

カビの除去が終わったら今度はカビ予防です。カビが生えやすい環境は最初にお話したとおり「温度・湿度・栄養物」の三原則に「浮遊カビ」を足した4つです。すぐに対策できるのは湿度と浮遊カビの対策になってくるのでそちらをご説明します。

湿度をあげない生活を心がける

  • お風呂のドアはいつでも閉めて換気扇を回す
  • 料理中は必ず換気扇を回す(換気量が大きいので調理時以外はつかわない)
  • 洗濯物の室内干しはしない(する場合は除湿機をまわす)

特にお風呂をためているときにドアを開けっ放しにしていたり、子供をお風呂にいれるときに開けっ放しにしてしまいがちなのを意識して改善しました。

湿度の把握・コントロール

100均の物でいいので湿度計を購入します。出来れば各部屋1個ずつと、室外にも1個あるといいです。

なるべく湿度は60~70を保つ

小まめに湿度計を確認し、70を超えてくるようでしたら対策をとります。

  • 外の湿度の方が低かった場合は窓をあける
  • 外の湿度も高い場合は除湿機をまわす

浮遊カビを減らす

  • 換気をする
  • 空気清浄器をつかう
  • 生えてるカビはすぐに除去する

空気清浄器はダイキンのものがカビを唯一分解できると言われていますが、我が家では予算的な問題でシャープを利用しています。カビをキャッチすることは出来るので問題ないと思っています。除湿機も持っていなかったので出費が半端なかったです。

空気清浄器+除湿機+生活改善でカビ対策効果は抜群でした

引っ越して約1年間カビに悩まされ続け、このままじゃ困ると引越しも視野に入れて対策を調査しましたが、引っ越しはしないで済みました。

一気にすべてのカビ菌を除去して空気清浄器を買い足したり、除湿機を買ったり。

1階はカビが生えやすいという情報を鵜呑みにして我慢し続けた1年が嘘のように、カビが生えなくなりました。

お風呂の防カビを使っても1ヶ月で生えてきていたのに、今では4ヶ月くらい使わなくても生えなくなるまでに改善。浮遊しているカビ菌の量がやはり違ったのだなぁと実感しました。

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